前書き
今回の記事は雑記というか日記。
ザクっと内容を要約すると、Ciscoのスイッチのファンの音がうるさかったので、何とかしたっていう話。
CCNA取得のため、いやネットワークの知識を向上するため、CiscoのL2スイッチ2台とルータ1台、そしてL3スイッチ1台を買ったのです。
(参考までに機種は以下の通り)
- WS-C2960CG-8TC-L(L2スイッチ)
- WS-C2960L-8TS-LL(L2スイッチ)
- C891FJ-K9(ルータ)
- WS-C3560G-24PS(L3スイッチ)
この中でL3スイッチだけはファンが内蔵されている機種で、これがとんでもなくうるさいのです。
(同棲している人から「返品しなよ」と言われてしまった( ;∀;)。せっかく安く買えたのにそんなことはできない!)
配線の様子です。
上の写真でいう、一番下の青いスイッチが轟音スイッチです。
なかば強引な方法となりましたが、、Ciscoの轟音スイッチを静音化した方法について備忘録を残したいと思います。
結論
先に結論を言いますと、デスクトップPC用の120mmファンを中に配置して3スイッチを冷やすことにしました。
リプレイスに使用したファン
使用することにした120mmファンは下記です。
後述するのですが、L3スイッチのファンのピンは4線だったのでそのままでは給電できない。ということでUSBへの変換ケーブルを介して外から供給することにしました。
参考までに、使用した3pin←→USBの変換ケーブルは下記です。
もともと装着されていたファン
この轟音スイッチ「WS-C3560G-24PS」には、下記のファンが装着されていました。
型番は「A35451-34」のようで、シロッコファンと呼ばれるものですね。
こいつと基盤がつながっている箇所(コネクタ)は下のような4線ピンが使用されていました。
この4線ピンはデスクトップPCファンに使用されている4ピンとは違ったものです。
この4線ピンにつなげる静音ファンを探したのですが、ありませんでした!
(これって4線ピンて呼び方でよいのでしょうか。。。?)
というわけで、前述したのですが、電源は外から供給することにしたのです。
デスクトップPCファンの2つの角を切り落とす
リプレイスに使用するファンはデスクトップPC用ですので、立てて使うのが通常です。
しかしL3スイッチは横ですので、このまま装着してはL3スイッチの熱を放出することができません。
そこで、デスクトップPC用ファンの角を2つ切り落とすことにしました。
設置する
2つの角を切り落とすことによって、熱を外に流れやすくします。
L3スイッチにファンを配置した全体像と、排熱の流れを下の写真で書いてみます。
ケース内から外に出る穴が小さかったですが、3pinコネクタだったのでギリギリ通りました。
結果の温度
一晩稼働させましたが、48℃くらいに保ってくれています。
「WS-C3560G-24PS」には警告を発するしきい値の温度が設定されており、51℃でWarningで61℃でCriticalとなります。
なので大丈夫そうです!
余談
デスクトップ用PCファンで冷却するという結論に行きつく前は、サーキュレーターで冷やしていました。
風の強さを3段階で選べる機種だったのですが、一番弱い風をL3スイッチに当てておくことで50℃くらいに抑えてくれていました。
小型USBファンが見つかる前はあきらめかけていたので、サーキュレーターで冷やすことは最後の手段としていました。
轟音ファンよりは明らかに静かですし、Warningであればとりあえずスイッチが壊れる心配も少なくなります。
(一部屋の同棲が終わり、広い部屋に引っ越して自分の部屋で轟音ファンを動かすことも考えましたが。。。)
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
実は、最初は小型USBファンでL3スイッチを冷却しようとしていました。
しかし!!、L3スイッチの温度は下がりませんでした。Criticalの温度61℃を超えて63℃くらいになってたと思います。
しかもこの小型ファンはUSBファンだったので、L3スイッチから外に出すことができませんでした。(USBを通れるほどの大きさの穴がスイッチには空いていない)
紆余曲折あってこのような結末となりました。
参考サイト
http://noconetestsdiy.blog.fc2.com/blog-entry-102.html?sp
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